母が入院した日は、遅かったこともあって何もする気になりませんでした。
でも、今から思うと急がなくても良かったかなと思うこともあります。
それでも、今後の同じような立場になる方のために、親が急に実家から離れた場合の優先事項をまとめました。
参考にしてください。
まず優先事項として手をつけたこと
まず優先事項として手をつけたことは以下の通りです。
- 新聞の中止
- 生協の中止
- 回覧板の連絡
- 通帳、現金を袋に入れて持って帰る
- 郵便物の確認
- 滞納している料金の支払い
- 薬の卸への連絡
- ダイレクトメールの中止
- ガスの停止
新聞の中止
新聞受けに数日分の新聞が届いたままになっていて、あふれていました。 なので、スマホで近隣の新聞販売所を探し、電話。 口頭で配達を中止してもらえました。
生協の中止
同様に、生協のお届け用紙もあふれていました。 そこで新聞と同じように電話。 なぜ中止するのかを聞かれましたが、 「母が入院したので必要なくなった」とありのままを伝えたら中止できました。
回覧板の連絡
回覧板が来ていたので気づきました。 でも、根掘り葉掘り聞かれるのが嫌だったので、近くの親戚に連絡を依頼。
通帳、現金を持って帰る なによりの優先事項
叔母たちからもうながされて、通帳と現金を探して持って帰りました。 これは、なによりの優先事項だと思います。だって、新聞や生協ご近所に連絡をしたので、実家に誰もいないことを知っている人がいるんです。それは、すぐに広まるだろうから、人によっては良くないことを考えるかも。 気分の悪い思いをしたくありませんでした。 なので、我が家の家計とは別にして、ひとつにまとめて我が家に置いておきました。
郵便物の確認
これは、包括支援センターの方が来るようになった時点でしていたことです。 なぜなら実家には毎日のようにダイレクトメールや請求書が届いていました。 みるみるうちに山になりました。
滞納している料金の支払い・解約
とりあえず、残っている請求書は全て支払いました。 そして、内容を確認後に、必要ないと判断したものは解約しました。
解約したお金① カード会社のおすすめで入った生命保険
ときどきクレジットカード会社からやってくる掛け捨ての保険が1年間無料という封筒 。母はそれに入っていたようで、2年目からの料金を長い間支払っていました。でも、本人に聞いたところ覚えていないといいます。条件もわからず解約しました。 2ヶ月に1度、3200円を10年近く。10万円近く無駄にしていました。
解約した料金② 光通信料
母はインターネットをしない人です。なのに、光回線に加入していました。 工事の料金からなにから、数十万円かかっています。 そして、何度か会社の変更と言うことで支払いをしています。 私が「必要ない」と言っても、全く聞かずに、そのたびに料金を支払っていたことを思い出しました。 即刻、解約しました。
すぐは解約しなかったもの
母が長年取り寄せていたキリスト教系の雑誌は
ということで、母が亡くなるまで購読を続けました。
薬の卸への連絡
注文した商品があるかを確認し。キャンセルできるものはキャンセルしてもらいました。 いくらか借金もあったようでお支払いしました。 6つの業者が母の薬局と取引があったのですが、ゆくゆく在庫を引き取ってくれたところは2社だけ。 在庫は引き取らないといった会社の中には、私をリストラしたところもあって「さもありなん」とため息をつきました。
ダイレクトメールの中止
ダイレクトメールは月に20冊以上来ていました。 積みあがっているカタログをを1冊1冊確認し、連絡先に電話。カタログを止めてもらうように依頼しました。 なかには電話がつながらなかったり、来る頻度が低かったりするところもあったのでダイレクトメールが全部来なくなるのには半年くらいかかりました。
ガスの停止
電話や電気はそのままにしましたが、使わないこととしてガスは止めてもらいました。
親が急に実家から離れた場合の優先事項は連絡・お金・ポスト
結果的に私が「親が急に実家から離れた場合の3大優先事項」だと思ったキーワードをまとめました。参考になるようでしたらお使いください。
連絡
お金
ポスト
ごく親しい人に状況を伝える
通帳を記帳し、現金、印鑑を目の届くところに置く
実家にやってきている郵便やダイレクトメール、宅配サービスを確認する
優先事項を終えても…まだまだ 始まったばかり
優先事項を済ませてこれで、増えるものはずいぶん抑えられました。
でも、母が趣味でとっていた冊子はやってきています。
これから片づけが始まります。
各部屋に積み上げられた「なにか」を確認しなければいけませんし、 母の使えるお金を確認して管理しなければなりません。
ちょうど税金の時期だったので税金のこともしました。
それでも、私の母はもともとキチンとした人だったので ずいぶんわかりやすかったと思います。
台所は、いまでも語り草になるほど大変だったけれど 、まだ始まったばかりです。 少しずつ書いていきたいと思います。
次の記事は第1片づけ期 ①母に話を聞きましたです。