自分で相続登記をしました…法務局での手続き

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SAKURAE
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私は、自分で相続登記の手続きをしました。

私の場合、法務局に3回行って手続きが終わりました。

相続の手続きについてこちらでまとめました。

法務局で相続登記というと、敷居が高い感じがしますよね。

でも私が実施してみたら、無料相談もあり簡単でした。

私の経験をもとにして言うと、相続登記をしようと思ったら、まず最初無料相談を利用して「こりゃあ、無理だ」と思ってから、そこで司法書士さんを頼ればいいと思います。

私の相続登記のケースをご紹介します。

自分で相続登記の手続きをしようと思った理由

私が相続登記の手続きを自分でしようと思ったのには、主に5つ理由があります。

  1. 相続人が私ひとりでシンプルだったこと
  2. 病気療養中で時間に余裕があったこと
  3. 司法書士さんの費用を節約しようと思ったこと
  4. 相続税がかからないことがわかっていたこと
  5. その方面に詳しい知り合いから「このケースなら自分でも簡単だ」と言われたこと

相続税の有無は、毎年5月に送付されてくる「固定資産税・都市計画税明細書」を用意して、税務署に電話すれば教えてくれます。

手続きのステップ

法務局には4回出向きました。私の場合、いろいろな手続きをして最後におこないました。

そこで知ったのですが、法務局で相続の手続きを先にやっておくと銀行などでの相続の手続きに持っていくものが少なくてすみます。

相続関係が複雑であればあるほど、これから手続きをするなら、「先に法務局」がおすすめです。

理由は、後半で説明します。

法務局に予約を取る

まず、スマホで調べて法務局に電話をかけました。

その当時、法務局には「無料」で相続の手続きの相談に乗ってくれる制度がありました。飛び込みでもよかったのですが、予約していきました。

2022年9月現在、オンライン申請もあるようです。オンライン申請では,電子証明書を用いて申請情報に電子署名を行うことにより,住所証明情報(住民票の写し)の提出を省略することができます。

法務局 (moj.go.jp)不動産の所有者が亡くなった<br>(相続の登記をオンライン申請したい方):法務局 (moj.go.jp)

ホームページによると、わからなかったら、法務局に「予約して」手続き案内に来てくださいとなっています。

私は、自分に自信が持てなかったので、相続登記を相談できたのは、とてもありがたかったです。今でも、不安なら、予約して法務局に出向いて教えてもらえばいいと思います。

法務局で書類をもらい説明を聞く

1回目の相談では

  1. 書類の内容の説明
  2. 書くところ(私の担当者の型は鉛筆で丸をしてくれました)
  3. 揃える書類

について教えてもらって、次の予約をして20分でした。法務局での相談には時間制限があり20分と制限されています。表現方法など気をつけることが多いので、メモをしながら聞くことをおすすめします。

書類を提出する

次の予約までに戸籍謄本等の書類を揃え、必要事項を記載して準備しました。書くところがたくさんあるので、けっこう時間がかかりました。

戸籍謄本は住居地とは違うので遠いこともありますが、手数料を添えてその役所にお願いすれば送ってもらえます。役所によって、方法が違うかもしれないので電話をかけて教えてもらった方が、確実です。

呼び出されて手直し

書類提出の際には、ほとんど書類の確認はされません。

提出から何日か経って、訂正の必要があれば電話がかかってきます。

私の場合、訂正が1回ありました。そのときは予約せずにいきました。(正しいかどうかは不明です)

相続登記受け取り・法定相続証明書

手続きが済んだら、書類を取りに行きました。それで完了です。たぶんネット申請だと郵送されるのかもしれませんね。

そのとき「法定相続証明書」を知り、何枚か発行してもらいました。

「法定相続情報証明制度」について:法務局 (moj.go.jp)

 現在,相続手続では,お亡くなりになられた方の戸除籍謄本等の束を,相続手続を取り扱う各種窓口に何度も出し直す必要があります。

 法定相続情報証明制度は,登記所(法務局)に戸除籍謄本等の束を提出し,併せて相続関係を一覧に表した図(法定相続情報一覧図)を出していただければ,登記官がその一覧図に認証文を付した写しを無料で交付します。

 その後の相続手続は,法定相続情報一覧図の写しを利用いただくことで,戸除籍謄本等の束を何度も出し直す必要がなくなります。

法務局ホームページより抜粋

自分で相続登記して良かったこと

自分で相続登記をしてよかったのは、財産について把握できたことです。当事者にならないと、他のことに紛れていたと思います。

普通は行かない法務局に行き、手続きをするのは、目新しく面白かったです。

相続登記して困ったことは特にありません

わからないことはたくさんありましたが「わからなければ聞けばいい」と腹をくくっていたので、特に困ったことはありませんでした。

娘たちには「おばさん力が、いっそう高くなったね」と言われましたが、ネットの情報で予習して、その場で疑問が残らないよう質問をするという姿勢があれば、なんということもなかったです。

法務局の手続きは相続の最初がおすすめ

最初にも書きましたが、法務局の手続きは最初におこなう方がいいと思います。

それは、「法定相続証明書」をもらえること。

相続関係の手続きは戸籍謄本や除籍謄本、親子関係を証明する書類、相続関係を証明する書類などが必要です。銀行、郵便局、農協、保険、年金事務所……などなど、どこでも一式求められます。

「法定相続証明書」があれば、この1枚ですむので、とても楽です。

私の場合、法務局は「行ったことがないところ」だったので、勇気が必要でした。でも、予約の電話をかけさえしたら、あとはスムーズに進みました。

なので、相続の手始めに始めてみてはいかがでしょうか?

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