更新した電化製品
ちょうど夫が単身赴任で使っていなかった電化製品が余っていました。単身赴任の期間も短く、きれいに使っていたので、実家で使うことにしました。
実は、これらの電化製品は、次女の進学に備えて置いてあったものだったのですが、長女と一緒に住むことになり必要なくなったので、繰り回しました。
以前の電化製品の廃棄は、購入した食器乾燥機とエアコンを持ってきてもらうとき、電気屋さんに引き取りをお願いしました。
それと、配線や電話の場所も変更しました。それれらの工事は、夫がしてくれました。感謝です。
壊れていたもの
冷蔵庫
棚板がダンボールだった冷蔵庫は、迷わず更新しました。
電子レンジ
出力が落ちてきているようだったので更新
寝室のエアコン
動かなかったので更新
使いやすいもの、清潔なものに更新
洗濯機
母が長年使っていたのは二層式洗濯機。
母が実家で洗濯する場合は、汚れ物をいれて回すだけで、その後、ヘルパーさんに干してもらうことになっていました。
ですから、使い勝手を考えて、全自動洗濯機に変えました。夫が単身赴任で使っていたものを使いました。しかし、この判断はあまり良くなかったように思います。詳細については、後述します。
炊飯器
もう20年以上使っていたもので、台所の掃除のときには中にカビが生えていました。なので、清潔なものに変更しました。これも、夫が単身赴任で使っていたものがあったので新しくしました。
食器乾燥機
これは購入しました。理由は、カビだらけだったから。
失敗だったもの
実は、この中で、二層式洗濯機を全自動洗濯機にしたのは、失敗でした。
理由は、選択の段取りが変更になったからです。
母は、洗濯物をヘルパーさんに干してもらうのを嫌がりました。気持ちはわからないでもないのですが、自分で洗濯するのですが使い方が覚えられないので困りました。
なぜなら、二層式を使っている流儀で、洗濯機の様子を見ようとして全自動洗濯機をあけようとして、エラーをおこしてしまうから。
壊れた!ちょっと来て!!
そういって、何度も呼び出されました。
たぶん、母は「最後まで待つ」というのが理解できなかったようです。
洗濯機のトラブルと親子喧嘩
呼び出されるだけなら、かまわないのです。でも、そのたびに、私のことを悪く言うのに、まいりました。
なに、その変な髪。よくそんなんで出歩けるな。
とか
あんた、相撲取りみたいに太っておかしいんじゃないん。
とか。
どうも、今になって、冷静に考えると、その言葉には自分の失敗にいたたまれなかった気持ちが隠れているような気がします。でも、私には余裕はありませんでした。
そのときにはムッとする気持ちは抑えられず、腹を立てて実家を出ることばかり。そうして、実家を出て、車に乗り込み、ため息をついていました。
その状態のまま私は病気になり入院。洗濯機が使えたかは、わからないのですが、
洗い物が洗濯機内にあったら、洗いなおしています。
といわれたので、病状の進行とともに、あきらめてしまったのかもしれません。
介護が必要な状態で電化製品を更新するとき覚えておくといい5つのポイント
いろいろの電化製品を更新しましたが、成功も失敗もありました。
介護が必要な状態で電化製品を更新する場合、気をつけた方がいいポイントをあげておきます。
- 今まで使っていたものと、使い方が同じものを選ぶ
- ボタンが、できるだけ同じ位置にあり、押した感じのするものを選ぶ
- 字が大きいものを選ぶ
- 音が大きい、ランプで知らせてくれるものを選ぶ
- 清潔に保てるよう、余計なものがついていないものを選ぶ
つまり、便利な機能は覚えるのが大変で、おしゃれなボタンはわかりにくいです。
できるだけシンプルで、慣れた操作のものを選んであげるのがいいと思います。そうすれば、ゆっくりとでも「使おう」という気になるようです。