
前の記事は、第1片づけ期 ①母に話を聞きました 第1片づけ期は母の入院後、今後が決定するまでです。 パーキンソン病の治療中で、今後のことは、症状がどこまで良くなるかしだいでした。 でも、 ケアマネジャーの方には、「たぶん戻れないと思う」と言われていました。実家はダンボールと雑誌だらけでした。
やったこと
〇ダンボール・雑誌を片づける
活動の目的
〇人が、普通の気持ちで入れる状態にする
ダンボールを片づける
実家はダンボールの箱でいっぱいでした。 玄関も、家の中も、庭も。 そして、店の商品用の倉庫にもダンボールが積んでありました。
私が実家を出るとき(25年くらい前)から 少しずつ増えていったせいか、私の中では増えた感じがしていませんでした。 それに商売をしていると ダンボールは増えていきます。 しかも、 私は、ずっと中身が入ってると思っていたのですが、ほとんどが空き箱でした。 そのうえ、 通販で買ったと思われる食料品をいれていたダンボールが 台所に何段も重ねて置いてありました。

ダンボールは、業者に回収してもらうから! 大丈夫!!
ダンボールを片づけ始めた時、母にそう言われました。
なので、1度だけ業者に回収してもらいました。小さなトラック1杯で8000円也! 全然、大丈夫じゃない!
でも、そんなにお金はかけられないし、そもそも回収業者はダンボールの解体まではしてくれません。
だから、それから毎日のように実家に行き、ダンボールを解体。 私の普通乗用車(日産ノート)にのせて、近所のダンボール回収ステーションに運びました。
それまで、ほとんど寄り付かなかったのに……
見えてきたもの
片づけ始めると 各部屋の四隅を起点にして、通れないくらいダンボールが積んであるのが見えはじめました。
しかも、使っていない部屋にも、食糧庫にも 空のダンボールがたくさん詰まっていましたが、動線以外のダンボールには手をつけませんでした。
気にしてないって、こわい。
見えていたら、 ちょこちょこと、ダンボールくらい片付けられていたはずなのに……
母が言っていたことを 私は、あまり考えもせずに真に受けていたから見えなかった。
だから、そんな過去の自分をかみしめながら、片づけました。
でも、毎日1回しか廃棄しなかったせいか 1ヶ月くらいして、やっと減った感じがするようになりました。
雑誌・ダイレクトメールを片づける
通販の雑誌や、薬局に送られてくる情報誌という名のダイレクトメール、行政からのお知らせ なかには薬局の権利を売ってくださいというダイレクトメールまできていました。 それらは 片っ端から停止しました。
なのに、お届けの停止が効果を発揮していない頃は 1週間に10冊くらいは増えました。
こんなの、だいぶ元気じゃないと片づけられないのに、 調子が悪かったんだものな
なんとなく 母は、マーケティングの世界につぶされていたのかなと思いました。
紐でくくるのが大変だったので、 100円ショップで売っている雑誌を入れる袋を使ってまとめました。
ついでに 私宛に自宅に来ていた通販の雑誌も、片っ端から停止しました。
ダンボール・雑誌を片づけてわかったこと
- ダンボールと雑誌は止めない限りどんどん増える
- とりあえず、来るのを減らす
- 業者に引き取りを頼んでも、つぶしてくれない
- 紐をかけるにも手間がかかるので、労力が少なくてすむ方法で対応する
次の記事は第1片づけ期 ③お金の流れを把握するです。