母の借金
母の口座にマイナスがあったこと、私にお金を借りていたことは、以前書いたのですが 通帳の確認をしたとき、出納簿も確認して、母の借金の全容がわかりました。
(手帳に震えている文字でも、キチンと記入していたのは、母ならのことかも)
入院前に母がお金を借りていたのは、銀行とかんぽ、そして私から2回、叔母から3回。
叔母からは、そう言われましたが、
とてもお世話になってしまっていたので、心苦しくて、少額ですが一部お返ししました。
銀行のマイナスは補填しました。
かんぽ生命は受取額を減らして、返済は諦めました。 生命保険の解約で、当面の資金不足の不安が解消したのですが、かんぽ生命借入金を返済するまでには至りませんでした。
私のミス
わたしはここで間違いを犯しました。母のマイナスの口座を自費で補填したのです。
これはやめたほうがいいと強く思います!おすすめしません!!
母のマイナスは、母の資金で補うべきでした。そのために生命保険も解約したのですから……
自分と親のお金は分けるべきです。
私の場合、あとで土地と建物を相続し、いわばチャラになりました。
でも、兄弟姉妹がいたら、「よかれと思って」の補填は、「出した、出さない」のトラブルの素をつくるようなものだったと思います。
ひとりっこの私でも「わかりにくい流れ」に、モヤモヤしました。 マイナスはマイナスのままにしておいた方が、モヤモヤしなくてよかったと思います。
検討したけれど使わなかったリバースモーゲージ
生活資金に不安があり、自宅を持っている場合、自宅を担保にして借金をし老後の資金を確保し、亡くなるまでは、その家に住めるという「リバースモーゲージ」が資金不足に使えます。
私には私の家があり、実家に今後住む予定がなかったので、資金不足の場合の選択肢にいれていました。
結局そこまで困ることはなく、リバースモーゲージは使いませんでした。
でも、最後の特養では月々の収支にマイナスが出ていたので「いざとなったら、リバースモーゲージがある」とおもえる余裕は、気持ちを安定させてくれました。
参考資料 自宅を担保に老後資金: 日本経済新聞 (nikkei.com)