
の続きです。
このころからコロナの影響が出始め、私たちも影響されました。
コロナの影響が出始めました
母の状況はよくありませんでした。医師からは覚悟してくださいと言われ、入院になりました。そして、入院して、肺炎を抑える処置が行われました。
そして、このころから、少しずつコロナの影響が出始めます。
面会に、消毒とマスクが必須になったと思っていたら、ある日突然、面会ができなくなりました。
私の体のこともあって、洗濯物は業者任せにしていたので、連絡は母からときどきかけてくる電話のみ。
そんなときケアマネさんから言われました。

特別な医療処置は望まれていないですし、もう自宅に戻るのは無理かと思います。
入院も長くできませんし、特別養護老人ホーム(特養)を検討した方がいいと思います。
知り合いを頼って特養へ
私は病気をする前までは、ときどき仲間と沖縄エイサーのパフォーマンスを披露していました。老人ホームでの公演もおこなったことがあり、その縁で、知人を頼って特養へお世話になることにしました。
公演のときに施設も案内してもらっていたので、様子もわかっていたのはありがたかったです。
そのころは、病院では面会できませんでしたが、その特養では面会ができました。強がりなわりに寂しがりな母のためにもなるかな、そんなふうにも思っていました。
コロナの影響でピアノを片づけ
もうひとつ、コロナの影響が出た出来事がありました。
あるとき、FACEBOOKに中古ピアノを譲ってくれないかというお願いが出ていました。知り合いの調律師の方でした。
その方が言うのに

いま、コロナの自粛期間になり子どもたちが家にいるので
レンタルでピアノをやらせてみようという人が増えているんだ。
レンタル用のピアノが足りないから、中古のピアノを譲ってくれる人を探している。
とのこと。
チャンスかと思って、ピアノを売ることにしました。

もう買ってから48年たっていました。
長いこと誰も弾いていなかったピアノがまた役に立つ
誰かが弾いてくれると思えて、晴れ晴れとした気持ちになりました。