この記事は、キーパーソンが突然入院|在宅介護はどうなったのか の続きになります。どういう因果か私の退院と母の入院が続けざまにおこりました。

私の入院は2回。手術は3回実施しました。
結局、脊椎の補強にボルトを入れ、あとは自然治癒力に任せることに。
退院の帰路、車の中から次の展開が始まります。
最初に入院してから4カ月後、退院しました。車で、夫が迎えに来てくれました。
そのとき、私背中を切開手術して1週間。そのうえ、抜糸を退院の30分前に済ませたばかりでした。
体の状況は、ゆっくり手が水平にあげられる程度。重いものは持てませんでした。
それでも、助手席から、叔母に電話をかけました。

私の退院、帰路で起きたこと

退院おめでとう!
実はお母さんに布団を用意してほしいんよ
あんまり、調子がよくなくて寝れんらしい
ヘルパーさんは、病院に連れていきたいみたいなんだけど…

ありがとう!
連絡してみる
母と電話をするのは久しぶりです。反応がわからなかったので、ちょっとドキドキしながら、母に電話をかけました。

ああ退院したんか。
(叔母は)いらんことを言うなぁ。
寒いのは寒いけどね。
余計なものはいらん!
それでも、布団が必要だと判断。そのまま車の中から、Amazonで羽根布団を注文しました。
母は入院になるほど良くないらしい…叔母からの電話
次の日、家で寝ていると叔母から連絡がありました。

退院すぐで悪いんだけど……
お母さん、やっぱり調子が悪いみたいなんよ。
様子がおかしいから
明日、デイサービスの方が病院に連れていってくれることになったよ。
お母さんは嫌がっとるけど、入院になるかもしれん。
けれど、私は、まだ思うように動けませんでした。
「母はどんな状態なんだろう」入院するほどと言われても、わかりませんでした。
なにもできないなかでも、やっぱり母のことが気になりながら過ごしていました。
そこに羽根布団が届いたので、遅い時間でしたが、夫と娘に持って行ってもらいました。
夫と娘に母の様子を聞く
私の実家に行っ夫と娘、すぐに母の様子を聞きました
・はぁはぁと息が荒い
・しんどそう
・言動は普通(病院には行きたくない様子)
私自身、思うように動けない状態でした。でも、じゃまかもしれないけれど、私が、次の日様子を見にいく必要がありそうです。
母、病院に行く
次の朝、デイサービスの方が来る時間前に実家に行きました。車は、ちょうど帰ってきていた次女が運転してくれました。
私が到着した時間には、叔母が、もう来ていて、母の世話を焼いてくれていました。

はぁはぁはぁ…
聞いていた通り、母は息が荒い様子。何もしゃべらず下を向いています。
そうしているうち、ヘルパーさんがやってきました。

病院に言ったら、ちょっと楽になるとおもうよ!
その声にうながされるように、母はヘルパーさんの車に乗り込みました。

もう、行きたくないとは言いませんでした。しんどすぎて、自分の主義どころではなかったのかもしれません。
結局、羽根布団は1日しか使いませんでした。
結局、この後入院になりました。私の退院の次の次の日、母が入院することなど、思いもしませんでした。
続きます