アパート建設|資料請求から契約の流れ

アパート建設契約までの流れ
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サイトの資料請求をしてみたいけれど、わからないまま営業に押し切られ契約になったらどうしよう。ポチっとする前には、私も心配していました。私の場合、エイ!と押してみたのですが、なかなか勇気が必要ですよね。

なので、ここでアパート建設までにメーカーとどのように接触し、どのようなデータを提示されたのか。どう契約に至ったのかについて、できるだけ詳細に書いておきます。アパート建設は、なかなか同じような人に話をきく機会もなく、無責任なうわさ話が耳に入る経験です。なにがあるのかを具体的に知っておいて主体的に動けいてくださいね。

資料請求から契約までの概要

私が契約したのは、県内に工場があるハウスメーカーS社でした。

今回、本契約まで6つステップがありました。それぞれ、10日~2週間ほど間隔があいています。

① インターネットを使った資料請求

② 電話説明

③ 概要説明 2回

④ 工場見学

⑤ 詳細打ち合わせ 2回

⑥ 本契約

なお、契約のキャンセルは、本契約後、工場でアパートの資材を作り始める日まで可能とのことでした。私は、その日ギリギリまで他の道も探りました。

アパート建設 資料請求~本契約までの流れ

① インターネットを使った資料請求

以前の記事にも書きましたが、私は土地活用の一括プラン請求サイトHOME4Uを使いました。今から思えば、私が住んでいる市にも色々なメーカーのアパートがあるので、他のメーカーにも資料請求しても良かったかなと思います。

でも、そのときは地元不動産屋さんにアパート建設の可能性を否定されていたので、 アパートメーカーのサイトにまで行って資料をもらおうとは思いませんでした。HOME4Uが、私には気軽でよかったです。

S社と商談中に、他のアパートメーカーの口コミなども見たのですが、建築費と10年後に経費がかかるリスクを考えると、資料請求には至りませんでした。

② 電話説明

資料請求して、しばらくして電話がかかってきました。他のメーカーからも電話でした。1件、貸し倉庫メーカーからは、その地域は対象ではありません。とメールが来ました。つまり、契約に持ち込もうというメーカーからは電話がかかってくるのだと思います。

1つのメーカーは、資料を送っていただきましたが、営業所が遠いことと。うちの市で実績がないことから2回目の電話でお断りしました。

S社は、市内に営業所があるということで、建てるか建てないかは別にして、可能性の話として、一度話を聞きに来ませんか?と誘われました。

そのころは、私が地元不動産屋に土地を売った方がいいと言われていた時期です。別の可能性も探したくて住宅展示場へ、S社の営業に話を聞きに行きました。

※なお、私はかなり営業さんの話を疑ってかかっていました。説明があったからと言って、100%信じているわけではありません。

アパート建設についてハウスメーカーから電話がかかってきました

③ ④概要説明 2回

概要については、まず私だけで話を聞いて次に夫にも話を聞いてもらいました。ふたりの価値観でみた方が、より確実だと思ったためです。2回目の概要説明からは夫婦二人で話を聞きました。

ひとりで話を聞いた内容

最初の面談は私ひとりです。そこで土地の場所を聞かれ、以下の説明がありました。

・アパート建設で黒字が出ないと判断したら、うちのメーカーでは、建築OKが出ない。実際、同じ市の中で、審査に通らないところが多いが、桜会さんの土地なら収支が成り立つ。

・建築する場所も、SH社は道幅などに制限があるが、今回は可能。

・全国規模のハウスメーカーSH社であれば、資材費、建築費が安く済む。ミスも少なくできるようにしている。

・防音や地震対策ができた入居者に選ばれやすい高品質なアパートが建てられる。

・10年で補修費が多くかかるメーカーは確かにある。(収支計画表を見せて)今回の場合、火災保険を支払う年以外は借金返済をあわせても、黒字経営で進められる。

話の内容は納得できるもので、案外よさそうだったので夫と一緒に2回目に話を聞きました。

夫婦で話を聞いた内容

1回目の内容に加えて以下の話をされました。

・土地を確認したが、周辺のニーズと駐車場のスペースから8世帯用の1LDKだと、利益が最も大きいだろう。

・周囲の住宅の相場感から考えられる家賃

・アパートの仮図面(建物と駐車場、間取り)の提示

・30年の収支見込み

図面や間取り、収支計画が出てくると、一気に現実感が増します。実は、娘たちの物件探しを何度かしていたので、私はアパートにもいくらか詳しくなっていました。でも提示されたアパートは、とても素敵な間取りで、私が住みたいほどでした。

夫も、ハウスメーカーの話を問題ないと判断したので、次の段階に進むことにしました。

概要説明ですが、内容はアパートの本契約と同じで具体的なものでした。

④ハウスメーカー 工場見学

工場見学は、S社ならではかもしれません。私は、工場で品質管理をしていたので、とても面白かったです。アパートだけでなく、家を検討されていると思われる方も同じ日に見学に来られていました。

工場の業務を長年していた私がみても、5S(整理・整頓・清潔・清掃・習慣)と、見える化が進んだ工場です。なるほど、この工場で作ったものだったら、ミスが少ないだろうという印象を受けました。

ここで、S社の特徴とおすすめの説明を、1時間ほど受けました。

工場はシステム化され5Sや見える化も進んでいました

⑤ ⑥ 契約内容詳細打ち合わせ

詳細打ち合わせでは、細かいことを決めます。ただし、まだ本契約ではありません。

・コンセント位置・数
・間取り
・アパートの向き(眺望を考えて、南向きを東向きにしてもらいました)
・駐車場の数
・ごみ置き場の位置
・木を残すかどうか
・洗面所やキッチンの仕様

このとき、敷地の端にバス停があり、普段地域の方が使っていたのでベンチを設置。そして、母の希望であった歌碑の設置を追加。アパート建設は契約に向かって進んだのです。

※結局、周囲の意見を取り入れ、歌碑は作らないことになりました。

⑦仮契約 本契約

ここで、メーカーから提案をされました。時期は早い方がいいというのです。

アパートは建築したら、すぐ満室になるのが理想です。

その方が、勢いがついて

その後の入居率も高い傾向があります。

ですから、完成は2月末から3月にして

満室で始まるようにしたいです。

最初、私は次の年になってもいいと考えていました。でも1年で家や荒れ、固定資産税がかかるとなると大変なのは確かです。結局、メーカーの意見を取り入れ、本契約は逆算して11月予定になりました。

まとめると仮契約は8月、本契約は11月で進みました。本契約は工場でアパートを作り始める日の前日です。

これは私にとっては予想外に早いなりゆきでした。本当は、あと半年くらいは迷いたかった気もします。

先ほど書いたように、私は11月の本契約予定日までは、他の可能性も探りました。他の方に、もっと利益の出る方法があるという道も提示されたからです。

でも、手をかけずにきちんと管理されているアパートの状態を見ると
私のもともとの希望に近く、あまり、欲をとらずにアパートにしてよかったかなと思います。

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